現在は多くのFX業者があるため、中には変わった名前のブランドがあり、それが「みんなのFX」です。
みんなのFXはトレイダーズ証券によって運営されていますが、鈴木奈々をCMに採用したことで、認知度が広がっています。
なお、トレイダーズ証券は日本で初めてオンラインFXを展開した業者です。
みんなのFXの特徴
みんなのFXの特徴には以下のことが挙げられます
スプレッドとスワップポイントがトップランク
狭いスプレッド(左:みんなのFX、右:主力他FX業者)
・米ドル/円:0.2銭/0.2~0.3銭
・ユーロ/円:0.4銭/0.4~0.5銭
・ポンド/円:0.8銭/0.8~1.0銭
・豪ドル/円:0.6銭/0.6~0.7銭
・NZドル/円:1.0銭/1.0~1.2銭
・ユーロ/米ドル:0.3銭/0.3~0.4銭
大きいスワップポイント(左:みんなのFX、右:主力他FX業者)、(1万通貨当たり/1日)
・米ドル/円:65円/43~52円
・ユーロ/円:-1円/-10~-19円
・ポンド/円:42円/32~33円
・豪ドル/円:18円/20~23円
・NZドル/円:17円/14~17円
バイナリーオプションの運営
みんなのFXでは「バイナリーオプション」が提供されています。
バイナリーオプションというのは、定められた時刻になった時点で、為替価格が指定された価格より上にあるのか、下にあるのかを予測するだけの簡単な取引のことです。
オプションの購入金額は50円から990円になっており、予測が当たった時のペイアウト金額は一律1,000円です。
みんなのFXで取り扱っているバイナリーオプションは、「ラダーオプション」と「レンジオプション」の2種類です。
ラダーオプション
ラダーオプションはバイナリーオプションの中で、一番シンプルな取引方法です。
予め基準価格が設定されており、2時間後の判定時刻に為替価格が基準価格よりも上か下かを予測する取引です。当然、判定時刻に近づくほど当たる確率が高くなるため、残り時間が減るほど掛け金が高くなります。
レンジオプション
レンジオプションではレンジと言って、高値と安値の2つの価格を設定し、判定時刻に為替価格が予測したレンジの中に入っているかどうかを予想します。
例えば、レンジの間隔を高値100円20銭、安値100円10銭で想定したとします。判定時刻に為替価格が100円20銭と100円10銭の間に入っていれば当たりです。
みんなのFXのデメリット
みんなのFXのデメリットとして、ツールや機能面にネックがあります。
遅い約定
みんなのFXは短時間での取引を繰返すと、約定に時間がかかったり、大きなスリッページが発生したりします。従って、スキャルピングはほぼ不可です。スリッページというのは注文した価格と実際に約定した価格に誤差が生じることです。
パソコンやスマホにおけるツールの操作性に難点
パソコンの取引ツールに若干使いづらい面があり、カスタマイズも完璧にはできません。
また、スマホアプリにおけるテクニカル指標は、他の業社と比較すると、その数がやや少なめです。FXのベテランには物足りなさを与えます。