株式投資では発表書類を見ることが大事

株式投資における考え方の一つにファンダメンタルというのがあります。
要するに株式の状態を見ると言うか会社の状態を見るというような形で投資を行う判断をするという考えであり、実に当たり前なことではあるのですがそうした事柄を中心に行うタイプの株式投資のやり方をファンダメンタル方式と言います。

例えば会社四季報とか決算短信、有価証券報告書といったようなものを見て、その会社がどのような状況であるのかというのを判断するわけです。

株式投資の良いところのひとつとして基本的に全ての財務状況というのを公開しなければならないということになっていますので、それを見てその会社の状況がどうなのかということを判断できるようになっておきますと株式投資でそれなりに成功率を高めることができるようになるでしょう。

もっと大胆に言ってしまうのであれば、好きな銘柄だから購入するとかこの企業を応援したいから購入するというようなやり方ではなく、きちんとその企業の状況を見てやろうと考えているのであればこれらの書類や報告書といったようなものは確実に読めないと話にならないです。

特に重要と言われているのが決算短信です。
決算短信というのは決算発表書類の速報版ともいうべきものであり、投資家が企業の決算を最も早く知れるのがこの決算短信になります。

有価証券報告書も決算発表書類ではあるのですが簡略化されているので迅速に開示されるというのが決算短信の良いところであると言うでしょう。

まず、株式投資をしようというのであればこの決算短信というのを見ることができるスキルというのを身につけましょう。
決算短信を見れば会社四季報にまだ反映されていない最新の株式に影響がありそうな企業情報とか、業績予想などを見ることが出来るわけです。

もちろん、有価証券報告書などもチェックできるようになっておきましょう。
アナリストなどの資産運用に関するプロフェッショナルは有価証券報告書を読み込んでその企業を分析するということが圧倒的に多いです。
ただし有価証券報告書は決算日の3ヶ月後まででOKということになっておりどうしても速報性が低いという点がネックではあります。

しかし、だからこそ情報が細く出てくるので十分に参考にするべき情報が大量に載っているものでもあるわけです。
こちらもしっかりと読み込めるように知識を得ておくとよいでしょう。その企業の状態がどうなのか、を知れば株式投資は成功しやすいのです。

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