投資といえば、投資詐欺のような印象を持つ人もいますが、もちろん実際の投資は詐欺のようなものではありません。また、投機やギャンブルとも異なります。
上手に運用すれば、安全性をできるだけ確保しながら資産を増やしていくことが可能なものです。
但し、投資資金は増減するため、銀行貯金とは違ってリスクを負った方法になります。
投資においてのリスクとは、価格が上下に変動することを意味します。
一般的に価格が下がれば損失になり、価格が上がれば利益になります。リスクとリターンは一体のもので、リスクを取ってリターンを狙うのが投資の特徴です。
一般的にリスクといえば、危険なものという印象があります。
ネット上の口コミでも、投資で資産を減らしたというような声もあります。
しかしリターンを狙う以上は、ある程度のリスクを負う必要があります。それをしっかり踏まえた上で、自分のできる範囲でリスクをコントロールすることが資産運用で大切な点です。
相場状況を自分で変えることはできませんが、投資資金の管理は自分でコントロールができます。
生活費とは別にして、あくまで資産の一部分を投資に回すのが基本です。各自の資産額や収入によって、投資に使える金額は異なります。
大きな資産や収入がある人は、投資に使える金額はそれだけ大きくなります。しかしそうでない場合は、運用資金を抑える必要があります。
例えば、積立などを利用して、月々の収入の一部を投資信託の購入に回していくような方法であれば、貯金額に関係なく無理のない運用ができます。
また、どの程度手間をかけるかについても、投資が本業か副業かで大きく異なります。
投資が本業であれば、まさにそれが仕事であるため、そこにかける時間や手間も多いでしょう。しかし副業であれば、できるだけ手間を省いた投資方法が効果的です。
投資信託の積立やロボアドバイザーによるAI運用など、手間がかからない投資方法が口コミなどでも評判です。投資人口が増えて、副業で取り組む人が多くなっているため、自然にそういった手間のかからない方法のニーズが高まっていると言えます。
投資効率を高める上でもう一つ意識しておきたいことは、取引の際の手数料です。
証券会社や銀行は投資商品のサービスを提供する際に、手数料収入を得ています。
できるだけ手数料を抑えた取引をすれば、投資家として利益効率が良くなります。
売買手数料が無料か格安の投資商品をチェックし、それらを有効に活用していくといいでしょう。
現在ではネット取引が主流になっており、多くのネット証券会社が格安の手数料でサービスを提供しています。
格安の手数料で評判の良い銘柄をチェックしてみるのも有益です。証券会社のお得なサービスを利用しながら、手間と手数料を削減した取引をすることは、時間のない人にとっても効果的な運用方法です。
